新組織体制ならびに役員人事について

2020.02.25

組織・人事・採用

 当社およびそのグループ会社(以下、アイシングループ)は、2020年4月よりカンパニー体制をスタートします。
 自動車業界は今、CASE の急速な進展や異業種の参入など100年に一度と言われる大変革期にあり、その中を生き抜くためには、更なる競争力強化が必要です。アイシングループでは2017 年4 月から、グループ内の連携強化と経営の効率化を狙い、バーチャルカンパニー制を導入して改革を進めてきました。導入から2年半が経過した2019年10月末、加速する外部環境の変化を踏まえ、構造改革を一段進めるために、アイシン精機株式会社およびアイシン・エィ・ダブリュ株式会社(本社:愛知県安城市、取締役社長:尾﨑 和久)は、2021年4月(予定)に経営統合することを決めました。
 その経営統合に向け、両社一体となって、競争力の強化と効率化を円滑に進める体制を整えるとともに、統合実務を着実に遂行していくために、カンパニー制への移行と組織変更を1年前倒しして実施することとしました。
 こうした考えのもと、下記の通り4月1日付で組織変更、役員人事を行います。



1. カンパニー制の概要

<目的>
 グループ全体での持続的な事業価値の最大化に向け、バーチャルカンパニー制を進化させたカンパニー制への移行を実施し、実行力を高める

<組織の考え方>
①事業軸で6つのカンパニーを設置し、グループ全体視点から将来を見据えた開発のさらなる加速や持続的な事業価値の最大化、重点事業課題への対応等を担う。
 ・「パワートレインカンパニー」 ...「パワートレインバーチャルカンパニー」から移行
 ・「走行安全カンパニー」 ...「走行安全バーチャルカンパニー」から移行
 ・「車体カンパニー」 ...「車体バーチャルカンパニー」から移行
 ・「アフターマーケットカンパニー」 ...「アフターマーケットバーチャルカンパニー」から移行
 ・「L&Eカンパニー」 ...新設
 ・「CSSカンパニー」 ...新設 ※2021年4月の経営統合まではアイシン・エィ・ダブリュ内に本部を設置

 ②各カンパニーには、中長期目線で事業の方向性を示すプレジデントおよび統括役員を配置する。

 ③各カンパニーには、「バーチャルカンパニー統括部」と「商品本部企画部」を一体化させ、カンパニー全体
  の具体的な活動を推進する「カンパニー統括部」を設置する。



2. 組織変更について

 ①品質管理部の各カンパニー内、電子センター内への設置
 第三者として判断できる独立性を確保した上で、日々生産する商品やサービスが、確実に顧客要求を満たしていることを保証する体制を強化するため、品質保証本部内の各工場品質管理部を、各カンパニー・電子センターに移管し、工場機能とは独立して設置する。

 ②電子センターの設置
 商品毎にある電子領域の機能を集約し、事業スピード・効率性を追求するとともに、成長領域へのリソーセスシフトを加速するため、情報・電子バーチャルカンパニーを電子センターに名称変更し、グループ横断の横串機能として設置する。また、バーチャルカンパニー統括部と商品本部企画部を一体化し、電子センター内に電子センター統括部を設置するとともに、各商品ECU横断で共通部品化・プロセス革新を推進する為、ソフトウェア技術部を再編し、ソフトウェア基盤技術部へ名称変更する。

 ③商品系生技部の生産技術本部への統合
 リソーセスを最大限活用し、シナジー効果を生み出していくために、各商品本部の生技部を、生産技術本部に一本化する。また、生技開発部を生技先行開発部に、軽合金技術部を軽合金生技部に名称変更する。

 ④ITマネジメント部の変更
 デジタル化推進、セキュリティ高度化へのリソース強化を含め、グループ経営基盤強化への貢献を最大目標として、グループITマネジメント部へ名称変更し、副社長直轄組織からグループ経営本部へ移動する。

 ⑤安全衛生・環境機能の独立
 脱炭素や環境負荷低減を加速させるために、安全衛生環境部を、安全衛生部と環境部に分離し、環境部を強化する。また、アイシン精機とアイシン・エィ・ダブリュの統合に向けた体制整備と、人事機能との連携を密にした活動を推進するため、安全衛生部をコーポレート基盤本部からグループ経営管理本部へ配置する。

 ⑥品質保証部のコーポレート基盤本部への設置
 品質機能のガバナンス強化と次世代商品対応強化、アイシン精機とアイシン・エィ・ダブリュの統合に向けた業務の円滑な移行に向け、品質保証部、お客様相談室を品質保証本部からコーポレート基盤本部へ移動し、品質保証本部を解消する。また、お客様相談室は、品質保証部内に設置する。

 ⑦グループ調達体制の強化
 SPTT※1組織を立ち上げ、生産準備及び品質強化に向け、調達生準・品質部を新設する。また、グローバルでのプロジェクト調達品の原価企画推進のため、調達プロジェクト推進部を新設する。さらに、アイシン精機、アイシン・エィ・ダブリュの電子部品の調達機能を統合し、電子部品調達部を新設する。

 ⑧自動車部品営業本部の改称
 グループ一体での営業活動推進を志向し、自動車部品営業本部をグループ営業本部へ名称変更する。

 ⑨生産管理本部の変更
 最適な生産・物流企画の推進、グループ、グローバル全体でのレベルアップ、業務プロセスの革新と管理の仕組みづくりに向け、生産・物流改革部を新設する。

 ⑩TQM・ISO機能の効率化・強化
 デジタル時代に向けた人材育成の強化と、国際規格・顧客動向に対応した製品セキュリティ対応(ISO21434)の強化に向け、TQM・PM・ISO推進部を再編し、TQM・ISO推進部へ名称変更する。

 ⑪技術開発本部の強化
 ベンチャー等の技術探索、商品企画・技術開発の一体化、先々行開発の強化に向け、 先進技術開発部を強化・再編し、先進開発部へ名称変更する。また、共有リソーセス(設備、車両)の効率的な一元管理と車両評価及び計測技術を強化するため、信頼性技術部を強化・再編し、信頼性統括部へ名称変更する。さらに、教育やリソーセス管理等の効率化、カンパニー共通のCAE/MBD※2技術開発、先行開発テーマ向け業務の強化のため、デジタルエンジニアリング部を強化・再編し、デジタル解析技術部へ名称変更する。

 ⑫地域本部の設置
 グループ会社を含めた海外子会社の機能重複解消、スリム化等を加速していくため、各地域(北中南米、欧州、豪亜、中国、インド)の統括を、地域本部と位置付ける。

※1 SPTT...Supplier Parts Tracking Teamの略。品質向上や納期達成を実現するため、サプライヤーにチームを派遣して生産準備を支援する活動。
※2 CAE/MBD...Computer Aided Engineering/Model Based Developmentの略。シミュレーション技術を用いて、 デジタルデータ上で事前に解析、評価を行う開発方法。



3. 役員制度の変更について ...【別紙①】参照

 執行役員異動時の機動的な体制変更を可能にし、役員体制における意思決定と業務執行における役割を明確にするために、2020年4月1日より執行役員制度に社長執行役員を新設します。

 

4. 役員人事について

 (1) 2020年4月1日付の変更 ...【別紙①】参照
 (2) 第97回定時株主総会日付の変更 ...【別紙②】参照
 (3) 2020年4月1日付役員体制と第97回定時株主総会後の役員体制 ...【別紙③】参照

 

5. 管掌変更(変更がある場合のみ記載)...【別紙④】参照

 (1)役員の管掌変更    14名
 (2)本部長・副本部長・アドバイザー等の管掌変更  24名
 (3)退任役員      3名
 (合計  41名)