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鈴木 研司

鈴木 研司

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アイシンの未来を語る カーナビの技術を携えて
挑むのは、直面する社会課題

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interview

数々の世界初の製品・技術を生み出し、世界トップクラスのシェアを誇るアイシンのカーナビゲーション事業。事業を推進する一方で、これまでの開発過程で培ってきた道案内・位置情報技術を応用し、自治体や様々な企業が直面する社会課題の解決に向けた新たなサービスの創出に挑む。事業軸で設置された6つのカンパニーのなかでも、担う領域は未知数で可能性に富んでいる。鈴木プレジデントに、思い描く未来を訊いた。

Index

  • 1. 道案内、位置情報技術で社会を変える!
  • 2. コネクティッド領域はサービスの提供相手に適応するスピードが最重要
  • 3. より人に近づいたサービスを

鈴木 研司

CSSカンパニープレジデント 鈴木 研司

SESSION.1

道案内、位置情報技術で
社会を変える!

CSSカンパニーが生み出す
今までになかった『コト』

1992年、世界初の音声案内機能付きカーナビゲーションシステムを世に送り出したアイシン。CSSカンパニーでは、長年携わってきた道案内、位置情報技術を活用して、高齢化や過疎化が進む地域における交通手段の課題や人手不足に悩む物流業界の課題など、社会が抱える課題を解決すべく取り組んでいる。なかでも、コアとなるのが自動運転にも応用される位置情報技術を活用したサービス。位置情報の分野では、競合他社と比べアイシンに一日の長があることは明白。だが、こうした課題にはITやマーケティングなどの多くの企業も参入している。それでも「カーナビで長年培った技術は他社にはない武器。さらに、“走る、曲がる、止まる”といったクルマの基本性能をトータルで制御するシステムを開発・生産するアイシンは、そこから得られる車両データと組み合わせることもできる。車両や商品、人の情報をプラットフォームに収集しデータを解析することで、モノではなく新しい『コト』を生み出していく」と鈴木プレジデントは力を込める。

自治体や企業と連携したいくつかの実証実験が始まっている。力を入れるのが物流支援だ。物流にはドライバーだけでなく、運行管理者、モノを送る人、受け取る人など様々な人たちが関わり、それぞれが困りごとを抱えている。運行状況の管理にかかるムリやムダ、トラック庫内に生じる空きスペース、ドライバーの不足や教育の問題など。そうした物流業界の支援に向けた実験の場は、アイシングループの巨大な自社物流網だ。経済産業省から、新しいモビリティサービス(物流MaaS)の実現を目指し活動する事業者としても選定され、実証実験に取り組む。

すでに、コンビニエンスストアへの配送では、店舗ごとに決められている進入経路や駐車禁止区域といった店舗カルテをカーナビに表示するサービスを提供している。迫る納品時間を前に、店舗ごとの約束事を慌てておさらいする必要がないため、ドライバーの負担を軽減したり、経験不足を補うことができる。サービス開発段階では、ドライバーの仕事にアイシン社員が密着。実際の現場を見て、課題を抽出した。

「人間はたくさんの技術を生み出したが、それでも世の中には困りごとがあふれている。それは、テクノロジーを所有する会社と困っている現場との距離が離れているから。その距離を埋めていきたい」と鈴木プレジデントは大きな可能性を感じている。

地域と社会の課題解決へ。
情熱とソリューションでアプローチ

多岐にわたる社会課題は、同時にCSSカンパニーが取り組むべき事業領域の広さを表している。そのため、サービスの対象はドライバーや乗員だけにとどまらない。

道路管理者を助ける『道路維持管理支援サービス』、高齢者の外出を促進する乗り合い送迎サービスの『チョイソコ』、愛知県岡崎市でスタートした働く場所の提供と託児所を融合させた『子育て支援サービス』など。事業領域を広い視野で捉え、技術を活用できる分野であれば積極的にアプローチする。

道案内、位置情報活用技術が、これからどれだけの人の困りごとを無くし、地域と社会の課題を解決していくのか。技術と情熱がソリューションを生み、未来を変える。

SESSION.2

コネクテッド領域は
サービスの提供相手に
適応するスピード感が最重要

加速するオンライン化を背景に
事業領域の翼を世界へ広げて

「社会課題に対し、アイシンの技術を応用してサービスを提供する。解決できることは小さいかもしれませんが、それを積み重ねて大きな社会課題を解決していきます」と鈴木プレジデント。

本質的な課題を抽出してサービスとなるソリューションを開発。困りごとに直面する相手に、いち早く適応していくスピードが事業成長のカギだ。「コネクティッド領域は、とにかく時代を見据え、サービスを提供する相手にスピード感を持って適応することが求められます。私はこの領域においてスピードこそ最重要だと考えています」。

ハードウェアビジネスだけではなく、ソリューションビジネスでも新しい価値の想像を目指すCSSカンパニー。鈴木プレジデントは「どんどんチャレンジすればいい」と社員の背中を押す。オンライン化が加速する現状「つながる世界が広がり、つながれる相手が格段に増えました。海外とのコラボレーションを加速させるチャンスと捉えています」と前向きだ。

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