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西川 昌宏

西川 昌宏

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アイシンの未来を語る乗降・移動空間で
安心と安全、そして感動を。
リーディングカンパニーの誇り

SPECIAL MOVIE

interview

クルマの未来を語る上で「CASE」(コネクテッド、自動運転、シェアード/サービス、電動化)MaaS(Mobility as a Service)といったキーワードは欠かせないものとなっている。自動運転が進み、実用化に向けた実験的な取り組みが世界中で行われている。バンパーリーンフォースメントやドアロックをはじめとする骨格・機能部品、サンルーフやパワースライドドアなどの快適性・利便性を高めるシステム商品など、幅広いラインナップを有するアイシンの車体カンパニー。今、自動運転が進む中でそれらの商品を組み合わせ、進化させた高付加価値な商品の開発を進めることで、MaaSの拡大に貢献する。その車体カンパニーを率いる西川プレジデントは、モビリティの未来をどのように見据えているのか。話を聞いた。

Index

  • 1. 安全で快適な乗降と移動を、すべての人に。
  • 2. 五感で楽しめる商品で世界中に感動を届ける
  • 3. 次世代モビリティ戦略

鈴木 研司

車体カンパニープレジデント 西川 昌宏

SECTION.1

安全で快適な乗降と移動を、
すべての人に。

6つのゾーンと3つのシステムで
乗降、乗車中をより安心・安全で快適に

すべての人に安心・安全で快適な乗降と移動空間を提供したい――。クルマのパワースライドドアやセンシング技術で業界を牽引する、車体カンパニーが目指すモビリティ社会の未来だ。

自動車業界は100年に一度の大変革期を迎え、ガソリン車は電気自動車(EV)へ、クルマは所有から共有へなど、人とクルマのあり方は大きく変わろうとしている。たとえば自動運転の分野では、乗用車はもちろん、バスや電車など公共交通機関での実証実験も世界中で積極的に行われている。ただ一方で、車いす利用者に必要なスロープの出し入れや、無人運転車における乗降や移動中の安全確保など、すべての人が安心・安全に移動するためにクリアしなければならない課題も少なくない。西川プレジデントはこうした技術開発の進展に対して「スライドドアやスロープなど、我々が持つ強みを活かすことができる」と考える。

車体カンパニーは「スイング」「スライド」「フロント」「バック」「ルーフ」「インテリア」と、6つのゾーンに分けて開発を行っている。また、快適・利便な移動を提供するために、とりわけ力を入れているのが、長年手がけてきたパワースライドドアに代表される「開閉システム」、スムーズで快適な乗降を実現するために開発した電動スロープなどの「エントリーシステム」、そしてセンシング技術を活かし安心できる移動を提供する「見守りシステム」の3つのシステムだ。

「6つのゾーンと3つのシステムをかけ合わせた商品をそろえていくことで、移動における安心・安全・快適を提供していきます。そうして、誰もがそのメリットを享受できる環境をつくっていくことが、社会への貢献につながると私は信じています」

総合力、異業種との協業で
さらなる高みを目指す

電動化が進んだことで、自動車産業には家電メーカーや電子機器メーカーなど、国内外問わず異業種からの参入が増えた。開発競争は激しさを増し、以前は指名が多かった新製品の開発も、今ではコンペ形式で競うことが当たり前になった。

「たしかに部品一つひとつをとってみれば、新規参入企業にも入り込む余地はあるかもしれません。しかし、アイシンの強みは総合力にあります。グループ内に素形材メーカーを有する強みを活かし、アルミ、鉄、樹脂などからさまざまな部品を生み出すことができ、それらを動かすための制御技術もある。つまり、ハードとソフトをグループ内で一貫して商品にすることができます。また、海外に広がっている生産拠点を活かしたグローバルな供給体制が他社にない大きなアドバンテージです」

ただ、そこで終わりではない。西川プレジデントの目はさらに一歩先を見据えている。
「今後はライバルでもある異業種や新規参入企業ともパートナーシップを結んでいく必要があります。あくまでも目的はお客様に喜んでいただくこと。よりよいものづくりをするためなら、優れた技術をもつ企業と手を組むことにためらいはありません」

SECTION.2

五感で楽しめる商品で
世界中に感動を届ける

車体カンパニーではこうして今までにない、新しい技術を積極的に取り入れたものづくりを進める。安心・安全・快適、という移動の楽しさを提供することは大きな目的の一つではあるが、その先にあるのは「感動」だと西川プレジデントは言う。

「感動を与えるためには、クルマを共有する時代であっても『所有したい』と思えるほど魅力的なデザインやシステムの搭載が不可欠です。たとえばドアのハンドル。今はポップアップハンドルのような未来感あふれるデザインが採用されていますが、そもそもハンドル自体をなくしてタッチセンサーでドアが開く機構にすることもできます。また、運転席にスライドドアを採用したり、LEDを使ったメッセージを表示させたりと、我々の技術を活かしてできること、やりたいことはたくさんあります。安心・安全を担保し、実用的でありながら、純粋にカッコいい。そんな商品をつくることで世界中に感動を届けたいのです」

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