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>>「1/f ゆらぎ付マットレス ゆらぎWAVE」編>>5
翌朝。愛真家の朝食タイム。
「おかあひゃんや、ワひの入れ歯を知らんかの~」
「洗面所にありましたから、私が取ってきますよ」
ニコニコ笑いながらダイニングを出ていくお母さん。
どうやら、お母さんの機嫌も直ったようだ。
そこにテクノが現れた。
「あらテクノさん、朝早くからどうなさいました?」
入れ歯を手にしたお母さんが尋ねる。
「いえ、たまたま通りかかったものですから」
「朝早くから大変ですのね~。
それより、ちょうどテクノさんもいらっしゃったし
みんなにちょっと聞いてほしいことがあるの」
「どうしたの? お母さん」
「実はね最近、なんだかよく眠れなくて、イライラしてて、
みんなにキツく当たっていたの。
自分でも気づいてたんだけど。本当にごめんなさい」
「お母さん!」
「でも昨日、久しぶりにぐっすり眠れてサッパリしたら、
みんなに悪いことしたなあって思って……」
「母さん、実はそれ、アイシンの
“ゆらぎWAVE”のおかげなんだよ」
ジャンダラーのこと、“ゆらぎWAVE”のことを
お父さんが説明すると、お母さんは目に涙を浮かべて大喜び。
「ありがとう、みんな! それとテクノさん!」
「いえいえ。こちらこそ申し訳ありませんでした。
結局、ファインレボはジャンダラーに盗られてしまいましたからね」
するとお母さんはにっこりと笑って、
「でもジャンダラーは、私の一番大切なものは
盗ることはできなかったの」
「え? お母さんの一番大切なものって?」
お母さんは全員の顔を見渡して
「それは、私のことを心配してくれる家族ですよ」
「お母さん!」
みんながお母さんのもとへ。
一人だけ、おじいちゃんが
「ワヒの入れ歯を、早くくだひゃらんかの~」
「あらおじいちゃん、すみません!」
「それにしてもアイシンって、いろんな製品を作ってるんだね」
お姉ちゃんが言うと、お父さんが一歩前へ出て、
「わが家にあったものだけでなく、
アイシンの製品は、いろいろな形で身近にあるみたいだな」
その言葉に、一同それぞれのお気に入りのものを思い起していた。
「ちょっと!あなたたち!出掛ける時間よ!」
お母さんの声でみんなは大慌て。
「うわ~! 遅刻だ~~~!」
いつもの愛真家の風景が戻ってきた。
そんな様子を、テクノはほほえましく見ていた。
「あらテクノさん、まだいらしたんですか?」
その頃、ジャンダラーの屋敷。
ファインレボのおかげでぐっすり眠れるようになった
ジャンダラーは、今日も今日とて朝寝坊。
「むにゃむにゃ……。
アイシンのハイテク製品、次も我が輩がいただくのだ~」
「だにゃ~」