TOP>>「1/f ゆらぎ付マットレス ゆらぎWAVE」編>>1
とある平日の昼下がり。
洗濯物を取り込んで庭から戻ってきたお母さんは
2階からガタガタという物音を耳にした。
「翼はまだ学校から帰ってないし、
おばあちゃんじゃないし。
誰か2階にいるのかしら。
まさか泥棒? それともネコ?」
不審に思ったお母さんが2階に向かうと、
そこには大きな袋をかかえた二人組が…
言わずと知れた、怪盗ジャンダラー&リンだ。

「きゃ~! 泥棒とネコが両方とも!」
お母さんは慌てて階段を転げ降り、テクノに電話した。
「テテテテ、テクノさん、早く来て!!」
ただならない様子に、テクノは愛真家に急行。
お母さんのもとへ駆けつけた。
「どうしました?」
もちろん、そこにはもうジャンダラーの姿はない。
代わりに、壁に1枚の紙切れ。

「私の大切なもの? 指輪もバッグもあるし。
サイフだってここに……。ハッ! まさか、ヘソクリ!?」
慌てて、家中を探し回るお母さん。
壁の絵の裏側、お茶の缶の中、下駄箱のブーツの中敷の下、
さらにトイレのタンクまで手を入れて入念にチェックし、
何も盗まれていなかったことが分かった。
「テクノさん、ヘソクリはすべて無事でしたわ」
「まあ、ジャンダラーが盗むのはお金ではなくて
超ハイテクな製品ばかりですからね。
それにしても、どれだけヘソクリを隠してるんですか?」
「え? ヘソクリ? えーっと、
あはは。ジョークですわ。
それより、私の寝室にハイテクなんてありませんよ」

「いいえ。そんなはずはないですよ。
どこかに、絶対にあったはずです。
ジャンダラーが注目するほどのハイテクが……」
「そうですか? 変ですねえ……」
さて、ジャンダラーが盗んだハイテクとは
一体この部屋のどこに隠されていたのだろう。
      
アイシン精機株式会社 AISIN SEIKI CO,Ltd