●世界初の駐車支援システム開発に
 アイシンの技術を

 車庫入れや縦列駐車を苦手とするドライバーは少なくない。JAF(日本自動車連盟)の調査でも「車の運転で何が苦手か」というアンケートをすると、必ず上位にあがってくるのが、この車庫入れと縦列駐車だ。
 このニーズを受けて、自動車メーカーはかなり昔から駐車を支援するシステムの開発に力を入れてきた。自動車後方に障害物があると、音で警告するシステムや、後方を映すカメラの映像で駐車を補助するシステムから始まり、最近では後方だけでなく、前方や側方の視界を補助するカメラも実用化されている。

 各社が独自の駐車支援システムの開発に取り組むなか、トヨタ自動車は他社に先駆けてこの駐車支援技術の高度化に取り組んできた。00年発売のエスティマに搭載された「バックガイドモニター」では、ハンドル操作に連動した駐車ガイド線を画面上に表示する機能を付加。01年には、縦列駐車時の適切なハンドル操作量や、切りかえしのタイミングを表示や音声で案内する機能を追加した「音声ガイド付きバックガイドモニター」を発表した。
 そして03年、世界で初めて駐車時のハンドル操作を自動化したシステムを開発し、新型プリウスに搭載。このシステムでは、車が自動でハンドル操作を行ってくれるので、ドライバーは周囲の安全確認と、ブレーキで速度調節を行うだけで駐車を完了することができる。2代目プリウスの発売開始とともに発表されたこの新しい駐車支援システム「インテリジェントパーキングアシスト」は、その後も数々の世界初の機能が付加され、さらなる進化を遂げている。

 このインテリジェントパーキングアシスト開発に、アイシン精機もトヨタ自動車と共に取り組んできた。当社の画像処理技術が世界初の駐車支援システム開発の一翼を担っているのだ。

駐車支援システム使用イメージ

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