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ニュースリリース

製品・展示会情報

製品・展示会情報 高齢者にトレーニングメニューを提供する歩行解析アドバイスシステム「歩ビゲーター」を開発
(2008年11月26日)

当社は、高齢者の歩行能力を測定・解析し、個人の転倒リスクレベルに応じたトレーニングメニューの作成を簡単に行える、歩行解析アドバイスシステム「歩ビゲーター」を開発しました。12月より介護事業ブランド「KeepAble」(キープエイブル)から、介護ショップを経由して、介護施設へのレンタルを開始します。

 

2006年に介護保険法が改正され「介護予防事業」が新たに創設されるなど、従来の「いかに介護するか」から、高齢者の身体機能を維持・改善し「いかに予防するか」に国の政策の重点が置かれるようになってきました。しかしその中のひとつである運動器機能の向上については、個々の高齢者の歩行能力を正確に把握するのに手間がかかるうえに、本人の能力に合わない運動トレーニングはかえって危険を伴う場合があります。また、そのトレーニングの効果を本人が確認しにくく継続意欲が低下する等様々な課題があり、法改正より2年が経過した現在でも介護予防の現場での実施率は未だ低い状態にあります。

 

当社はこうした課題を解決するために、歩行能力を簡単に把握できる機器の開発に2004年から取り組み、このほど腰に装着する携帯型の測定機を完成させました。この測定機には、自動車の姿勢制御にも活用されている3次元加速度センサーの技術が活かされています。

 

さらに、星城大学大学院の植松光俊教授(医学博士)が提唱する、「植松(ヒゲ松)式運動トレーニング理論」※に基づき、測定機からのデータをもとにして、各人に最適な運動トレーニングメニューを検索・提供できるソフトウェアも開発しました。

 

今回この2つを組み合わせた歩行解析アドバイスシステム「歩ビゲーター」により、介護予防の現場でより安全で効果的な運動指導が可能となります。さらに、従来は専門知識のある担当者が時間をかけて測定・解析した上で作成していた運動メニューを10分程度の所要時間で簡単に作成することが可能となり、現場の負担を大幅に低減させることが期待できます。

 

「歩ビゲーター」は12月より東京・大阪・名古屋の主要介護ショップからレンタルを開始します。アイシン精機は今後も自動車産業で培ってきた技術力や研究開発力を活かし、様々な製品やサービスを通して、皆さまの豊かな暮らしを支えていきます。

 

※本人の歩行能力を、4段階の転倒リスクレベル(歩行速度、歩幅から歩行能力を分類)として把握し、それに応じた運動トレーニングメニューを提供することが重要であるという理論

 

歩行解析アドバイスシステム「歩ビゲーター」概要

1.機能概要:
  1. (1)加速度センサー内蔵の携帯型測定機(以下、携帯機)を腰部に取り付け、「10m歩行」※する。
    ※「10m歩行」とは歩行能力測定の現場で多く用いられている、3mの加速域、10mの測定域、3mの減速域の計16mを歩行すること。
  2. (2)携帯機とパソコンをUSBで接続し、データを取り込み。
  3. (3)パソコンにインストールしたソフトウェアが「歩行速度」「歩幅」を推定し、データを表示。
  4. (4) 歩行状態を解析し、4段階の「転倒リスクレベル」を判定。生活上でのアドバイスを表示。
  5. (5)「転倒リスクレベル」に応じた運動トレーニングメニューを表示。
2.レンタル開始: 2008年12月
3.レンタル価格: 平均的なレンタル価格は月額3万円程度を想定(一般医療機器)
4.レンタル範囲: 当初は東京・大阪・名古屋の3大都市圏に展開
5.出荷台数: 月間100台、年間1,200台

 

携帯機(腰に装着)

「携帯機(腰に装着)」

 

歩行解析結果画面

「歩行解析結果画面」

 

トレーニングメニュー画面

「トレーニングメニュー画面」

 

■カタログはこちらからダウンロードできます。(PDF 8784KB)

 

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