日本企業のものづくりに関する大きな環境変化の一つに、海外生産の拡大が挙げられます。アイシンでも、1973年にメキシコに生産拠点を開設して以来、年々、海外生産拠点が増え、現在、その数は60拠点に上ります。
アイシンでは、これら海外生産拠点で、ものづくりのリーダーとなって活躍できる現地人材の育成に力を入れており、2001年度から企業内訓練校「アイシン高等学園」に海外拠点の従業員を受け入れ、1年間にわたってさまざまな実践的技能を教えています。
カリキュラムの中でグループで課題に取り組む場合は、日本と海外の研修生が入り混じるようにグループを組み、国籍や文化の違いを超えたチームワークを身につけられるようにしています。2010年度には、中国、ブラジル、タイ、トルコ、インドネシア、台湾からの研修生計20人を教育しました。
これまでにこの研修を終えて帰国した海外従業員の中には、すでに製造課長や部長となって現地のものづくりを支えている者もいます。今後もこの研修を継続し、アイシンのものづくりを世界中に根づかせていきます。