グローバルなリスク管理体制

アイシングループでは、グループ主要14社のトップが参画する(連結)危機管理委員会において、企業経営に重大な影響を及ぼす様々なリスクを洗い出し、グループ各社が連携してリスクマネジメント体制の強化やリスク対応力の向上に努めています。また、CRO(チーフ・リスク・オフィサー)のもとリスクの顕在化と未然防止を図り、危機に強い企業づくりに取り組んでいます。

グローバルなリスク管理体制としては、国内グループ会社はもちろん、北米、中国、欧州、豪亜の各地域を統括するトップが、グループに共通する経営上のリスクと国や地域によって異なるリスクの情報を共有するとともに効果的に対策を推進。今後ともグループ連携を更に高め、グローバルな視点でリスクマネジメントを強化していきます。

災害に強い人づくり・仕組みづくり

アイシングループでは、平時(リスク発生前)から緊急時(リスク発生時)の対応に関する実践要領をまとめた「危機管理ガイド」に基づき、一人ひとりの従業員がリスク発生時に的確な行動をとれるよう教育・啓発活動に取り組み、災害に強い企業づくりをグループ一体となって推進しています。

大規模地震に対する減災対策としては、「アイシン・グローバル・セーフティ・スタンダード」(AGSS)と2016年に起きた熊本地震の経験に基づいた減災対策を計画的に実施しています。また、熊本地震で得た「学び・気づき」をしっかりと伝承するために、グループ主要14社のトップ、役員、関連部署などが参加する「アイシングループBCP会議」を毎年、熊本地震発生の日に開催しています。

アイシングループBCP会議(熊本の日)
アイシングループBCP会議(熊本の日)
2017年度に実施した減災対策
グループ各社の工場で、建屋、吊りもの、クレーン、変圧器、型ラック、大型設備の固定などを実施。

大規模災害初動力の強化

地震など大規模災害に備えて、「人命・安全」「地域貢献」「生産復旧」を基本方針として、災害発生時の対応力を強化しています。

2017年11月には、災害発生時の実践力強化を図るため、これまでの各社ごとの対策本部体制に加え、グループでの情報一元化や応受援等連携強化を目的としたグループ総本部体制を構築し、「グループ総本部初動シミュレーション訓練」を実施しました。この訓練は大規模な南海トラフの大地震発生を想定し、グループ総本部と各グループ会社の拠点を結んで初動対応で必要な対策本部の運営や情報収集方法・意思決定内容を確認しました。

また、各拠点では、初動措置を確実に行うための実働訓練(消火・救助・救護・周辺被害調査・建屋入場可否判断・昼夜避難訓練等)を実施し、初動対応の実践力を強化しています。

グループ総本部訓練
初動シミュレーション訓練

初動シミュレーション訓練

実働訓練
周辺被害調査訓練

周辺被害調査訓練