社会的責任の基本を周知徹底

アイシングループでは、「アイシングループ企業行動憲章」においてコンプライアンスの徹底を宣言するとともに、本憲章の理念を実現するための「社会的責任を踏まえた行動指針」を全従業員に周知徹底しています。また、トップ自らがコンプライアンスの更なる強化をリードしています。

グループでコンプライアンスを推進する体制づくり

アイシングループでは、法令遵守を含む企業倫理に関する重要事項について審議し、その方針を決定する企業行動倫理委員会またはこれに類する会議体を設置しています。なお、本委員会には取締役が出席し、独禁法、贈収賄規制等の法令の遵守状況、未然防止の取り組みを確認しています。

2018年4月にはグループ主要14社の取締役社長とコンプライアンス担当役員が参加し、連結企業行動倫理委員会を開催しました。今後も、グループ連携を一層強化してコンプライアンス活動のレベルアップに取り組んでいきます。

コンプライアンス教育と研修の展開

アイシングループでは、コンプライアンス活動を推進するのはあくまで人であると考え、従業員に対する階層別教育、職場管理者や役員向けの研修を行い、すみずみまでコンプライアンス意識を浸透させています。

2017年度は、独占禁止法、製造物責任法などに関する研修を、グループ主要14社の関係部門の管理者を対象に実施し、研修の規模の拡大とレベルアップを図りました。10月には「アイシングループ企業行動倫理強化月間」を実施、全従業員が普段の行動を振り返り、企業行動倫理について考える機会を作っています。

企業行動倫理強化月間においては、国内連結対象会社の全従業員にコンプライアンス意識調査を実施。2017年度は、約7万人から回答があり、職場におけるコンプライアンス意識の浸透と向上を確認しました。

2018年度は、国内連結対象会社の各部の代表者を対象に、グループ本社のコンプライアンス推進部門が直接研修を行い、コンプライアンス意識の浸透を図っています。

コンプライアンス推進者研修会
コンプライアンス推進者研修会

腐敗防止の取り組み

アイシングループでは現在、腐敗防止に関しての罰金や罰則、解雇件数はありませんが、「贈収賄防止のためのガイドライン」を各言語で作成し、海外を含めたグループ会社に配布するなどの取り組みを行っています。

特に腐敗防止のための研修は、各所各階層別に積極的に実施しています。例えば、1)国内グループ会社の新任役員に対してはコンプライアンス研修の1テーマとして、2)国内主要グループ会社では階層別教育の1テーマとして、3)国内グループ会社の各部コンプライアンス推進者研修の1テーマとして、4)海外アイシン精機サブ連結会社の経営層や部長級に対して、トップマネジメント研修の1テーマとして実施しています。

更に、また各部署はリスクアセスメントシートを用いて、必要に応じて腐敗リスクを評価しています。

仕入先に対しても、贈賄禁止規制違反の疑いで官公庁などから指摘を受けているか、贈賄防止のための規則・仕組みがあるかなどについて確認し、リスク評価を行っています。

内部通報窓口を設置し、不正行為などの早期発見・是正を徹底

アイシングループでは、企業行動倫理に関する事項(各種法令・ルール違反:独禁法、贈収賄、機密漏洩、ハラスメントやサービス残業等も含めた人権・労働関連)など、コンプライアンスに関する通報・相談窓口を設置し、「アイシングループ企業行動倫理強化月間」などで窓口の周知徹底を図っています。アイシングループで働くすべての人、その家族、取引先(匿名可)を対象に、不正行為などの早期発見と是正に努めています。通報者に関する不利益な扱いを受けないよう保護を徹底しています。2017年度は、135件の通報・相談があり、各関係部署と連携して適切に対処しました。

また、北米でもグループ共通の内部通報窓口を運用しており、海外での取り組みも推進しています。

通報・相談件数(アイシン精機)