公正で透明性の高い経営をめざして

アイシングループでは、企業価値の最大化に向けて、すべてのステークホルダーと良好な関係を築き、長期安定的に成長し、発展していくことをめざしています。その実現には、国際社会から信頼される企業市民として、公正で透明性の高い経営活動を展開することが重要であると考えており、社外取締役3人の選任をはじめ、政府が進める成長戦略の一環として東京証券取引所が適用した「コーポレートガバナンス・コード」への積極的な対応および、コーポレート・ガバナンスの充実を図っています。

体制

アイシン精機では監査役制度を採用し、株主総会、取締役会、監査役会を法定の機関として設置しています。

  • 取締役会
    原則として毎月1回開催し、経営に関わる重要事項の決議、業務執行の監督にあたっています。
  • 監査役会
    監査役会は、社外監査役3人を含む5人の監査役から構成されています。取締役の職務執行を監査するとともに、各部門の業務執行状況を聴取し、経営や業務執行が適正なものであるかどうか検証しています。
コーポレート・ガバナンス体制

内部統制の整備と強化

内部統制の整備においては、取締役会で決議した「内部統制に関する基本方針」に基づき強化を図っています。

具体的には、「企業行動倫理委員会」や「危機管理委員会」「全社環境委員会」「輸出取引管理委員会」「中央安全衛生委員会」などの委員会での活動方針の決定、方針の各種ガイドや研修を通じた周知徹底、実務活動を実施。これらの活動の実効性を現地・現物で確認するために、委員会によるモニタリングならびに内部監査部署による監査活動などを行っています。

こうした一連の活動は、アイシングループ各社との会議体や機能主管部署ごとの情報交換などを通じて、グローバルに展開をしています。

そして、これらの内部統制の整備と強化に向けた活動の総括は、年度末に取締役会で報告され、その適正が確認されています。

グローバルな監査とリスクマネジメント

アイシングループでは、企業経営に重大な影響をおよぼすさまざまなリスクを洗い出し、グループ各社が連携してリスクマネジメント体制の強化やリスク対応力の向上に努めることで、リスクの顕在化と未然防止を図り、危機に強い企業づくりに取り組んでいます。

グローバルなリスク管理体制としては、危機管理委員会において、国内グループ会社はもちろん、北米、中国、欧州、豪亜の各地域を統括するトップを招集し、グループに共通するリスクと地域ごとの課題を確認・分析。情報を共有するとともに効果的に対策を進めています。さらに2017年度からは、アート金属工業を新たに加え、グループ主要14社の監査とリスクマネジメントの担当者による実務研究会・連絡会をそれぞれ定期的に開催し、スキルやノウハウの研鑽・標準化に努めていきます。

今後ともグループ連携をさらに高め、グローバルな視点で監査とリスクマネジメントを一体化した活動を着実に展開していきます。