災害に強い人づくり・仕組みづくり

アイシングループでは、平時(リスク発生前)から緊急時(リスク発生時)の対応に関する実践要領をまとめた「危機管理ガイド」に基づき、一人ひとりの従業員がリスク発生時に的確な行動をとれるよう教育・啓発活動に取り組み、災害に強い企業づくりをグループ一体となって推進しています。

2016年度には、チーフ・リスク・オフィサー(CRO)を任命し、緊急時の備えをより確かなものとしました。また、「2016年熊本地震」での対応で得た「学び・気づき」をしっかりと伝承するために、教育スペース「アイシン伝承館」に関連する展示コーナーを設置するとともに、その学びの内容をまとめた小冊子を作成し全グループで共有しました。

アイシン伝承館に新設された熊本地震学習ゾーン
アイシン伝承館に新設された熊本地震学習ゾーン
小冊子「熊本地震からの学び・気づき」
小冊子「熊本地震からの学び・気づき」

大規模災害対応力の強化

地震など大規模災害を事業継続上の重要なリスクと捉え、災害発生時の「人命安全」「地域貢献」「早期復旧」を柱とする事業継続計画(BCP:BusinessContinuityPlan)に基づき対応力を強化しています。また、グループに向けては取り組むべき事項の項目、優先順位、対策レベルの目標を明確にした「グループBCPガイドライン」を作成しています。

「人命安全」「早期復旧」においては、災害発生に備えた減災対策を重点に、建物や設備・危機などに関する安全基準である「アイシン・グローバル・セーフティー・スタンダード」(AGSS)に基づいた耐震対策を計画的に進めています。

また、災害発生時には工場や研究所などの各拠点が迅速に復旧できるよう、震災発生を想定したシミュレーション訓練を定期的に実施しています。さまざまな事態にも対応できるよう、対策本部の運営や通信の復旧、情報伝達方法を確認し、有事に備えています。

震災発生を想定した工場でのシミュレーション訓練
震災発生を想定した工場でのシミュレーション訓練
夜間での初期消火訓練
夜間での初期消火訓練