TOP > CSR情報 > 環境的側面 > 生産 > 地球温暖化対策

文字サイズ変更 小 中 大

環境的側面

生産 地球温暖化対策

生産による温室効果ガス削減

2010年度は、機械加工ラインやアルミ溶解炉、熱処理炉のエアー洩れ対策、設備非稼動時停止の徹底など、省エネを推進しました。その結果、売上高1億円当り原単位でのCO2排出量は前年度から4.4%減の40.5トンとなりました。

今後、売上高1億円当り原単位でのCO2排出量を2015年度までに2007年度比で12%削減することを目指します。

CO2総排出量/売上高原単位(国内主要生産会社10社※1

グラフ:CO2総排出量/売上高原単位

CO2以外の温室効果ガスの排出(国内主要生産会社10社)

(t-CO2) 2008年度 2009年度 2010年度
HFCs※2 531 429 14
SF6※3 82,455 3,585 8,365

※1国内主要生産会社10社:アイシン精機、アイシン高丘、アイシン化工、アイシン・エィ・ダブリュ、アイシン軽金属、アイシン機工、アイシン・エーアイ、アイシン辰栄、アイシン・エィ・ダブリュ工業、豊生ブレーキ工業。
※2HFCs(Hydrofluorocarbons):ハイドロフルオロカーボン。温暖化効果がCO2の140〜14,800倍とされる温室効果ガス。
※3SF6(Sulfurhexafluoride):六ふっ化硫黄。温暖化効果がCO2の23,900倍とされる温室効果ガス。

アルミ溶解炉のCO2削減 (アイシン精機)

アルミ溶解炉5機のバーナーについて、燃料ガスと空気の混合比率を理想的な比率に自動制御するシステムを導入しました。

これによって、燃料ガスの使用量を低減し、年間1,125トンのCO2削減を実現しました。

燃料と空気の混合比の改善

グラフ:燃料と空気の混合比の改善

金型の材料低減によるCO2削減 (アイシン精機)

金型の外枠部は、直接材料に触れる中枠部に比べるとそれほど劣化は速くありません。しかし、従来の金型は、中枠部と外枠部が一体化していたため、中枠部が劣化した時に、傷んでいない外枠も同時に取り替える必要がありました。

そこで、金型を「カセット化」することで外枠と中枠を別体化させ、劣化時は中枠のみを交換し、外枠をそのまま継続使用できるようにしました。これによって、工場で外枠の製造に使うエネルギーを低減し、CO2排出量を年間292トン削減することができました。

金型の「カセット」化

図:金型の「カセット」化

エアーブロー集約によるCO2削減 (アイシン・エーアイ)

切削工程では、切粉を除去するためのエアーブローに多くのエネルギーを使用していました。

そこで、エアーブローの配管を、切粉の飛散方向を一定方向にまとめることにより、従来の5本から1本に集約しました。その結果、エアー使用量は従来の1/4以下になり、エネルギー使用に伴うCO2排出量を年間1.32トン削減できました。

ブロー配管

図:ブロー配管

コンプレッサーを省エネルギータイプに更新 (豊生ブレーキ工業)

従来から、生産工程でのCO2排出量を低減するために、変圧器や、ボイラーの切り替えを進めてきました。

2010 年度には、コンプレッサーを省エネルギー性に優れるインバーター式に更新し、CO2排出量低減を図っています。

写真:新たに導入したインバーター式コンプレッサー

新たに導入したインバーター式コンプレッサー

エアーバルブの連動停止によるCO2削減 (アイシン化工)

設備の運転準備スイッチの起動とエアーバルブの開閉を連動させることで、設備不稼動時には自動的にエアーの供給を停止するようにしました。

これによって、エアーを圧縮するコンプレッサーのエネルギー使用量を低減し、CO2排出量を年間6トン削減しました。

図

工場の環境配慮設計 (アイシン化工)

2010年10月、環境に配慮した設計を施した「パッド第3工場」の稼動を開始しました。

同工場は、もっとも空調を省エネに運転するために、ダクトの更新期間を標準化したり、ムダを省いた適正な照度設計が行われている点を評価され、「CASBEEあいち」においてAランク(5段階中で上位より2ランク目)に認定されました。特に、「温暖化防止への貢献」の項目に関しては最上位のSランクとなっています。

CASBEEあいち:愛知県建築物総合環境性能評価システム。住宅建築分野における環境共生の取り組みを推進するため、建築物の環境性能を総合的に評価するもの。

写真:パッド第3工場

パッド第3工場
所在地: 愛知県豊田市
建物: 2階建て
床面積: 8,586m2
生産内容:
自動車用ディスク
ブレーキパッド

設備の断熱性向上による電力消費削減(アイシン辰栄)

樹脂成形機の放熱を抑えるために断熱材を施しました。これによってヒーターによる電力消費を年間4704kWh削減することができました。

図

PAGE UP