CSRトップ > 環境 > 基盤活動 環境マネジメント

環境
基盤活動 環境マネジメント

アイシン連結環境方針

アイシングループでは、環境管理最高責任者(アイシン精機副社長)を委員長とし、グループ主要12社の環境担当役員を委員とする「アイシン連結環境委員会」を設置しています。同委員会がグループ全体の方針や戦略を策定し、連結環境活動をマネジメントするとともに、事業活動が環境に与える影響やリスクを明確にし、必要な場合は予防的な対策をとっています。また、「中国連結環境委員会」、「欧州連結環境委員会」、「北米連結環境委員会」を設置し、課題・問題の把握や、各拠点で実施した環境対策の水平展開などに取り組んでいます。

全ての地域で環境委員会の下に、各地域に進出しているグループ会社の生産法人の環境担当者が活動情報を共有できる分科会を持ち、環境活動のレベルアップや目標策定について議論しています。

また、環境マネジメントの活動をより効果的なものにするために、環境マネジメントシステムISO14001の認証取得を推進しています。2012年度末時点でアイシン連結生産会社88社中の86社(98%)が認証を取得しています。

※1 2012年10月キックオフ
※2 2012年12月キックオフ
※3 2013年度試行開始予定

2012年度の活動

北米連結環境委員会の設置 活動1

アイシングループでは、グローバルでの地域別環境委員会の確立に力を注いでいます。すでに欧州、中国に連結環境委員会を設置し、連結環境マネジメントを展開しており、2012年度は新たに北米にも連結環境委員会を設置しました。

北米地域では、これまで地域統括会社を中心に、自主的な環境取り組みプランに沿って活動を継続していました。アイシン連結環境委員会傘下の北米連結環境委員会を設置し、第5次アイシン連結環境取り組みプランを受けて、北米地域の推進計画を策定。生産法人各社の推進計画に反映することで、より統合的な活動ができるようになりました。

2011年度に発足した欧州連結環境委員会では、環境関連の法令遵守に加えて、活動の実効性を高めるために数値目標策定の検討を始めています。

その他の地域では、グローバル環境マネジメント体制を完成させるために、ASEAN地域に連結環境委員会を設置する準備を進めています。

第5次アイシン連結環境取り組みプランをグローバルに徹底 活動2

第5次アイシン連結環境取り組みプランを浸透させるために、グループ主要12社が中心となり、それぞれの関連会社に対してプランの浸透を図ってきました。活動の2年目にあたる2012年度は、直接各社の経営層に主旨を理解してもらう活動を推進するとともに、意見交換や現地での環境教育を行いました。

特に温暖化ガスの排出削減目標は重要なテーマにあたるため、現地担当者と綿密な意見交換を行い、活動の推進を確認しました。

「環境管理システム A-GLOBE」立ち上げに向けて 活動3

グローバル環境マネジメントをさらに強化するために、全世界の拠点で社内からアクセスできる環境管理システム「A-GLOBE(エー・グローブ)」の立ち上げに取り組んでいます。このシステムは、さまざまな環境データを管理するだけではなく、アイシン連結環境委員会からアイシングループ179社へ情報を発信するとともに、グループ179社からアイシン連結環境委員会へ情報発信できる双方向のコミュニケーションをグローバルな規模で実現するもので、2014年より順次運用を開始していきます。

このシステムの導入により、第5次アイシン連結環境取り組みプランに関わる活動をアイシングループ179社で、いつでもどこからでも情報共有するだけではなく、相互にコミュニケーションを広げながら活動を展開できるようになります。

日本国内の連結会社で、目標管理への移行準備完了

アイシン精機の生産系の国内グループ会社では、環境取り組みにおける目標管理への移行準備が整いました。

現在、8社が環境活動における共通の目標値を策定し、活動を進めています。

また、アイシングループの生産系の国内グループ会社40社において、2014年3月頃に目標値を公表する計画で進めています。

Sullar社David Booth氏による圧縮エア損失対策に関する講義風景(北米、エネルギー教育)

台湾での省エネ教育風景

グリーン調達の推進 活動4

アイシングループでは、「アイシングループグリーン調達ガイドライン」に基づき、仕入先様とともに環境活動の促進を図っています。さらに、仕入先様の環境マネジメントシステム構築に向けて、チェックシートによる自主点検を呼びかけるとともに、実際に現場を訪問し、改善活動を推進しています。

アイシングループグリーン調達ガイドライン

TOPICSミスト排気ゼロをめざした部品洗浄・乾燥装置が「省エネ大賞」を受賞

2012年度「省エネ大賞」(主催 : 一般財団法人省エネルギーセンター)の省エネ事例部門において、エィ・ダブリュ・メンテナンス(AW-M)とアイシン・エィ・ダブリュによる「ミスト排気ゼロをめざした部品洗浄・乾燥装置の開発」が省エネ大賞を受賞しました。オートマチックトランスミッションの生産工程では洗浄・乾燥工程が欠かせないうえ、工程が短時間のため多くのエネルギーを必要とします。また飛散したミストを屋外へ排気する方式をとっています。そこで省エネと節水を同時に実現するため、コンプレッサーのエアーを使って乾燥させていたものをブロア(送風機)に変更。排気の循環再利用により環境性を改善するとともに、駆動制御を1モーター化しました。さらに洗浄・乾燥室容積の縮小、洗浄ポンプのインバータ制御などを導入しました。その結果、従来と比較し、電力使用量は74% (40.1MWh/年)の削減、水使用量については40%(2.4kL/年)の削減を達成することができました。今回の受賞を励みに、今後もさらなる省エネに取り組んでいきます。

AW-M製エコロジー洗浄機