ライフサイクルCO2「ゼロ」をめざして

アイシングループはライフサイクル※1でのCO2「ゼロ」の実現をめざし、省エネルギー研究会と物流連絡会※2が中心となり、CO2排出量を低減する製品の技術開発、生産活動、輸送、使用でのCO2排出量低減に努めています。

※1 資源の採取、原材料の加工、商品の生産、消費、廃棄などの各過程のこと。
※2 グループで物流に関するCO2排出および梱包材使用量の低減に向けた活動を行う会議体

省エネ相互診断を実施

自社以外の会社を客観的に見ることで浮かび上がる「省エネアイテム」や、他社の良い事例を自社へ反映することができる「省エネ診断員の育成」をめざして、「省エネ相互診断」の体制をつくり、グループの省エネレベルの底上げを図りました。2016年度は2社を診断。さまざまな角度から提案や意見が出され、診断する側もされる側にとっても、レベルアップに役立ちました。

2030年に向けたCO2半減活動をスタート

2050年までにライフサイクルでのCO2「ゼロ」をめざすなか、2030年に向けてCO2排出量の半減活動を進めるため、2016年度はアイシングループ主要13社のうち4社※3が、生産技術の革新や現場ロスの改善によるエネルギー排出量の削減、太陽光やバイオマスといった再生可能エネルギーの創出を目標としたシナリオを作成しました。2017年度は残りの9社と、新たにアイシングループとなったアート金属工業を加えた10社でもシナリオを作成し、積極的に活動していきます。

※3 アイシン精機、アイシン高丘、アイシン・エィ・ダブリュ、アイシン・エーアイ

CO2総排出量/売上高当り排出量( グローバル)
CO2総排出量/売上高当り排出量( グローバル)
輸送に伴うCO2総排出量/売上高当り排出量(国内連結)
輸送に伴うCO2総排出量/売上高当り排出量(国内連結)

売上高当り排出量の指数は、第6次アイシン連結環境取組プランの数値目標に対する基準年を100とした数値です。

CO2以外の温室効果ガスの排出(グローバル)

(単位:t-CO2)

2014年度 2015年度 2016年度
SF6 4,302 11,400 5,700

改善事例の海外展開

すでに国内で取り組んでいるグループ各社の省エネ改善事例の共有を、2016年度は海外にも広げ、グローバルでのCO2排出量低減活動を推進しました。改善事例については、国内の好事例を選ぶだけでなく、海外でもニーズがあり、効果がでる内容を選定。2017年度は、この事例をもとに、海外拠点をサポートしながら省エネ活動を推進していきます。

異業種交流会

業種の異なる企業から省エネの知識や取り組みを学ぶため、2013年から行っている異業種交流会を2016年度も実施。大成建設(株)と(株)小松製作所を訪問し、新しい省エネ知識を得ることができました。

異業種交流会
異業種交流会

加工ラインエネルギーの低減活動

生産活動におけるCO2排出量低減活動をさらに進めるため、省エネルギー研究会で加工ラインエネルギーの低減のためのワーキンググループを立ち上げました。事例の研究、メーカーによる講義やデモ機を用いてのプレゼンテーションを通じ、省エネに関する基礎知識のレベルアップを図りました。

加工ラインエネルギーの低減活動
加工ラインエネルギーの低減活動

知識向上を図った講義やデモ機による説明