個性を尊重し、一人ひとりの成長を支援

アイシングループでは、性別・国籍・年齢などに関わらず、グローバルで活躍するための多様な価値観をもち、広い視点で物事を捉えられる人材の育成に努めています。「社会的責任を踏まえた行動指針」に定めるように従業員の個性を尊重し、「アイシンウェイ」に基づき能力をいかんなく発揮できるよう教育・研修を実施しています。また、従業員がいきいきと働き続けられるために、一人ひとりにふさわしいキャリアプランの構築や活躍フィールドを拡大する取り組みも推進しています。

グローバル人材の育成

アイシングループでは、グローバルビジネスに対応できるグローバル人材の育成を加速させています。アイシン精機では、海外拠点の経営層や幹部社員を対象とした「トップマネジメント研修」、海外拠点の現地若手従業員の育成を目的とした「海外社員交流制度」、日本の若手従業員を海外拠点に派遣して現地でのOJTを通じて実力をつける「若手海外修行制度」の3つの取り組みを推進しています。

トップマネジメント研修

現地法人の自立化を推進するため経営幹部のマネジメント力を向上させるとともに、アイシングループの価値観や行動原則を理解し、適正な判断ができるようにします。2016年度は、経営層を対象とした経営層コースで15人、上級管理層コースでは8人が受講しました。2017年度は48人を育成する計画です。

若手海外修行制度

国境を越えて活躍できる日本人スタッフの育成のため、20代・30代を中心とした若手従業員を1年間海外へ送り出し、OJTによる海外でのビジネス経験や異文化での生活を通じたグローバル対応力の早期醸成に取り組んでいます。2016年度は6人を派遣。2017年度は12人を派遣する予定です。

海外社員交流制度

新興国を中心とした現地法人の若手キーマンの業務遂行能力向上と、国内勤務の従業員の国際化を促進するために、海外から現地人材を1年間受け入れています。2016年度は3ヵ国から5人を受け入れ、2017年度は5人を受け入れる計画です。

トップマネジメント研修
トップマネジメント研修
若手海外修行制度
若手海外修行制度

グループ・グローバルに技能者を育成

アイシングループでは、グローバル展開に合わせ、連携して現地技能者に対する教育機能を強化しています。

ものづくりの現場でリーダーとなる人材を育成するために、「アイシン高等学園」と「アイシン・エィ・ダブリュ高等技能学園」を運営し、国内のアイシングループに入社した者と海外からの派遣研修生を対象に、1年間の実践的な技能教育を行っています。国内研修生については、これまでに5,775人を輩出。海外からは10ヵ国29拠点から受け入れ、帰国した卒業生は管理監督者や技能員として活躍しています。2016年度末には中国、台湾、タイ、インドネシア、トルコ、メキシコ、アメリカから受け入れた35人が、実践的な技能を身につけ卒業しました。

アイシン・エィ・ダブリュ高等技能学園
アイシン・エィ・ダブリュ高等技能学園

生産現場のリーダー育成のための実践的な教育を実施

生産人材に欠かせない知識・技能の伝承

職場固有の知識・技能については、従来、「暗黙知」の知識・技能を個人の経験や判断に頼って伝承してきたため、職場風土や教える上司のレベルによってバラつきがありました。そこで、技能員の“守るべきルール”と“取るべき行動”をすべて「形式知」とし、現場において監督者が徹底的な指導によって根づかせるABS教育(アイシンベーシックセミナー)により、アイシン流の技能伝承の体制・仕組みを、グループ・グローバルに展開しています。

活力あふれる人づくり・職場づくり

アイシングループでは、これからの50年も「元気で持続的に成長できる会社」であり続けるために「明るく、元気で活力あふれる職場風土」づくりを推進しており、2017年度には、従業員満足度調査においてグループ中核6社の共通設問を設定、実施し、グループ一体となった人づくり・職場づくりの取り組みなどに活かしていく予定です。アイシン精機全役員、全部署長に加え、グループ会社や海外法人から参加者を集め、毎年3月には職場マネジメント向上を目的にマネジメント研究会を開催しています。

アイシン駅伝

毎年開催している「アイシン駅伝」では、海外23社、6チームを含む全590チーム、約14,000人を超える選手・応援者などが、アイシングループ全207社が連携することで生まれるスケール感と一体感を示しました。

アイシン駅伝