アイシングループをけん引するパワートレイン事業の成長戦略 アイシングループをけん引するパワートレイン事業の成長戦略

世界の自動車メーカーに向けて、コンパクトカーから高級車、SUVや小型トラック向けまで、
幅広いラインナップでトランスミッション等を提供しているアイシングループのパワートレイン事業。
その中長期的な成長をめざした取り組みを紹介します。

中長期的成長を支える主力事業

パワートレイン事業は、2017年度の売上収益が2兆1,867億円と、アイシングループ全体の55.9%を占め、中長期の成長を支える主力事業です。
その市場は2020年ごろまでは、新興国を中心として、オートマチックトランスミッション(以下、AT)の需要が増加すると予想されますが、将来的には、世界各国で大幅な燃費・排ガス規制が強化されることに伴い、電動化パワートレインのシェアが大幅に増加すると予想されます。
アイシングループではこうした市場の動向に対応するため、2つの事業戦略を推進しています。すなわち、新興国や中国でのATの需要増加に伴うシェア拡大と、ATやハイブリッドトランスミッションで培った技術を活用した、電動化トランスミッション開発の推進です。

ATの需要増加に向け10のプロジェクトを推進

AT需要増加への対応については、2017年度の生産台数980万台に対し、生産拠点の新設や能力増強など日本や中国を中心に10のプロジェクトを実施することで340万台の増強を行い、2020年度には1,320万台の生産体制を構築することを決定しました。
とりわけ成長著しい中国においては、現地の自動車メーカーとの長期的なパートナーシップ構築を目的としたアライアンスを進め、中国の広州汽車、吉利汽車とFF6速ATの生産を目的とした合弁会社設立を決定しました。

AT生産台数1,320万台に向けた10プロジェクト
AT生産台数1,320万台に向けた10プロジェクト