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これまでの「常識」や「ルール」にとらわれない「発想の転換」によるアイシンの変革を目指して。 アイシン精機株式会社 取締役社長 伊勢 清貴 いせ・きよたか

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これまでの「常識」や「ルール」に
とらわれない「発想の転換」による
アイシンの変革を目指して。

アイシン精機株式会社 取締役社長

伊勢 清貴

いせ・きよたか

Profile
1980年、京都大学大学院精密工学科修了後、トヨタ自動車工業株式会社
(現:トヨタ自動車株式会社)へ入社。2007年6月、常務役員に就任。
2012年Lexus International President、2013年専務役員 就任。
2013年6月取締役就任後、2014年技術開発本部本部長、2015年モータースポーツ本部 本部長、
2016年先進技術開発カンパニー President、Chief Safety Technology Officerを経て、
2018年1月 アイシン精機株式会社 副社長執行役員、2018年6月取締役社長就任。現在に至る。

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社長としての使命はどのようなものだと考えますか?

私の使命は、自動車業界に押し寄せる「100年に一度の大変革期」を乗り切り、25年、50年と成長できる企業の基盤を築いていくことだと思っています。そのためにはアイシングループ全体の構造改革を進めていかなければなりません。

100年に一度の大変革期 100年に一度の大変革期

環境規制の広がりや、コンピューターの発達などによる技術革新、異業種メーカーの参入、クルマを使う人々の価値観・ライフスタイルの変化などによって取り巻く状況は大きく変わっており、我々はその中で生き残っていかなければなりません。

かつて、カメラの主流がフィルムからデジタルへ換わった時、そのスピードは予想を遥かに超えるものでした。

我々も「エンジン車のパワートレインは性能が良いから電気自動車(EV)の台頭はまだまだだろう」と不都合な未来から目をそらしていてはいけません。業績が右肩上がりで調子の良い時にこそ、少しでも早く変革を始める必要があるのです。世の中の変革のスピードはとても速く、一方で、新たな事業への挑戦や強化する事業の選択と集中などといった構造改革には一定の時間がかかります。その間、会社を支えられるだけの強固な経営基盤を築かなければなりません。

現在の経営基盤はというと、オートマチックトランスミッションなどの主力部品の需要が多く業績は好調と言えます。しかし、その中身を精査すると、他のメガサプライヤーと比べて、稼ぐ力がまだまだ弱いことや固定費が高いことなど、課題が多くあります。将来に向けた持続的な成長を確かなものにするため、足元の経営基盤強化と「100年に一度の大変革期」を乗り切っていくための構造改革を、同時に進めていかなければならないと思っています。